指定された会議システムやパソコンの状態によっては、バーチャル背景が使えないことがあるかもしれません。また、Web面接ではバーチャル背景を設定しない方が良い場合があるようです。
ですが、面接や打ち合わせなどで、どうしても部屋の様子を見せたくない場合がありますよね。そんな時はどうしたら良いでしょうか?
そこでこの記事では、家にあるものや日常で使えるものを利用して背景を作る方法を紹介します。
背景にできる3つの素材
一時的に白い背景が作れる素材にはこのようなものがあります。
- カーテンやシーツ
- 白い模造紙
- 背景用の布
白いシーツやカーテンを背景にする
家に白いシーツや予備のカーテンはないでしょうか?
もしあれば、それらを背中側に吊るすことで背景を作ることができます。
カーテンやシーツを使う場合、光の具合によっては、透けて後ろ側が見える場合があります。また、透けを気にして逆光になる場所にカメラを置くと顔が暗く映ってしまうので、座る位置を工夫してください。
シーツなどを、部屋のものに上から掛ける方法もありますが、隠しているという感じが一目瞭然なので、面倒でも吊るす工夫をしましょう。吊るすために使えるものは下のほうで紹介しています。
白い模造紙を背景にする
白っぽいシーツやカーテンがない場合は白い模造紙でも代用ができます。
模造紙は100均でも売っていますので急いで背景を作りたい場合などに便利です。
ただし、模造紙の場合は繰り返し使うと破れたりシワができたりするので、仕事などで頻繁に背景を使う場合は布製のものがおすすめです。
背景用の布を背景にする
撮影用に販売されている背景布は透けたり反射しないようにできています。
布の場合は繰り返し使えるので、仕事や面接などで頻繁に背景を使う場合は、白い背景用の布を用意しておくと良いでしょう。
販売されている背景布の中には真っ白ではなく、レンガの壁のように模様が入っているものもありますが、Web面接などで利用する場合は、白っぽい色のもが無難です。
背景の素材を設置する方法
シーツや模造紙、背景布を吊るして設置するのには、洗濯の部屋干し用のグッズが利用できます。
部屋干し用のポールや洗濯ロープなどがある場合はそちらを活用しましょう。
設置の方法は次のとおりです。
- Zoomのカメラのテストを開いて、映り込む位置を確認します。
- 洗濯の部屋干し用のポールや洗濯用のロープを自分が座る背中側に設置します。
- クリップや洗濯バサミを使って、シーツや模造紙をつるします。
- Zoomのカメラテストを見て後ろが透けていないかなどを確認します。
おすすめのグッズ
素材を吊るすのに使えるグッズや、背景に使える素材を紹介します。
下記のような室内干しの物干しは、使わない時には畳んでおけるので便利です。
一般的な背景布などの幅は150cmなので十分間に合う大きさです
上記のような室内物干しを収納するスペースがない場合は、物干しワイヤーが使えます。
下記の商品はハンガーや洗濯バサミが動かない工夫があるので布製のものを吊るしてもシワが寄らないのでおすすめです。
室内干しのグッズではちょっと頼りないと感じる方には、撮影スタンドセットがおすすめです。
しっかりした骨組みになっているので、まっすぐ布や模造紙を吊るすことができます。
使わない時には畳んでしまっておくことができます。
シーツや撮影布を吊るすためのクリップには下記のようなものがあります。
バインダークリップや洗濯バサミでも代用できますが、その場合はZoomの画面に映り込んでいないか確認しましょう。
バーチャル背景を使用するためには緑の背景布がおすすめですが、白い壁のような状態にしたいのであれば白い背景布が使えます。Web面接などでは光沢のない面を使うことをおすすめします。
まとめ
こちらの記事では、家にあるもや日常で使えるものを利用して背景を作る方法を紹介しました。
仕事などでバーチャル背景がとつぜん使えなくなると、焦ってしまいますよね。また、Web面接などではバーチャル背景が利用できない場合などもあるようです。
まさかの時のために、家にあるものでアナログの背景をつくる方法も考えて準備しておくと良いのではないでしょうか。
この記事がみなさんのお役に立つと嬉しいです